前号で、森信三先生創刊の『実践人』誌の最新号(12月号)の巻頭言のご紹介をしましたが、なんと、この号には、さらに今の私の立場にどんぴしゃりの記事が載っていたのです。
これもまた、いつも能天気に思う「天の配剤」だと思うし、他ならぬ森信三先生の「不詳の孫弟子」への、お励ましのお手配だと、心から信じて、このメルマガに取り上げることといたしました。
この『実践人』誌には、森信三先生の膨大なご著書の中から、エキス中のエキスを抽出して連載で掲載しているのですが、今回のものは、『修身教授録』というご著書の「第24講―性欲の問題」を取り上げておられました。
その中から、抜粋してみます。
・性欲は人間の根本衝動の一つだということです。
・性欲はわれわれ人間にとって、最も貴重なものであって、断じておろそかに考えてはならぬと言えましょう。
・性欲の微弱なような人間は、真に偉大な仕事をすることはできないといってもよいということです。
・が同時にここで注意を要することは、このように性欲の萎えたような人間には、偉大な仕事はできないと共に、またみだりに性欲を漏らすような者にも、大きな仕事はできないということであります。
「うーん」とうなってしまうような、み教えではありませんか。
時あたかも『縄文の拳 KoBuShi』という商品を世に出して、大阪・鹿児島の勉強会では大いに宣伝し、売り上げも上々にスタートし、今週の土曜日の地元での勉強会でも大いに宣伝するつもりでいたのでした。
そんなところに、昨日の午後「メルマガを読んだ」という未知の男性の方からお電話をいただいたのです。
要点だけ書いてみます。
・メルマガを読んだけど、本当に効くのか?(「立つのか」という意味)
・自分は70才だけれども、こんな年でも効くのか。
・前金制度だというが、金を払って、もしも効かなかったら(立たなかったら)、金を返してくれるのか。
私の返答です。
・効くか効かないかは、相手にもよるでしょうね。
・この商品は、あなたが期待している部分だけに特区して開発されたものではなく、男性ホルモン全般が宇宙のエネルギーによって「元に戻れば」、気力体力が旺盛になって、全身のエネルギーが上がるんですよ。
年齢は関係ないと思いますよ。
・「試してみたい」とか「効かなかったら金を返せ」というお考えの人は、きっと効果がないと思いますよ。宇宙のエネルギーが「スイッチ・オン」にならないでしょうから。
こういうことは、今までにも他の商品で何回もありましたから。
もう一つ、関連ある情報を。
ネット情報ですが、中国で「一人っ子政策」を止めたのにもかかわらず、出生数がひ
とりっ子政策の時よりもどんどん下がっているのだというのです。
そして、中国の若者たちの間で「日本人化が進んでいる」という認識が広がっている
のだ、と。
どういうことかといいますと、中国の若い男たちに「草食系」が激増しているのだとい
うのです。
この情報を見て私は「さもありなん」と100パーセント納得できたのです。
中国の若者たちのIT利用者、中でもスマホの利用者は、まさしくけた違いに、圧倒
的に日本よりも多いはずです。
おまけに「5G社会」の先進国でもあります。
男性ホルモンの製造工場の稼働率は、ドンドン下がってきていると想像するのは、
あながち間違いではないと思うのです。
話を元に戻します。
新商品『縄文の拳 KoBuShi』の予想される効能は、男性ホルモン由来の関連する臓器のすべてに宇宙のエネルギーを補充してくれるのですから、一部の中高年男性諸君が期待している、マスコミでしきりに宣伝している部門のみに効果を求めるのではなく、全エネルギーが高まる可能性がある、ととらえてほしいものです。
ついでながら、昨日の70歳の男性にお答えした中の「効くか効かないかは、相手にもよる」というのは、まさに「真理」であります。
こういう言い方も、今どきの風潮からすれば「セクハラ」の部類に入るのでしょう。
それを承知で、私は勉強会でよく言っています。
「20,30の若い女でも、全く色気を感じないで”その気“が全く起きない女もいれば、60歳70歳、時には80歳を超えた女性でも、そこはかとなく色気を感じる女性もいますよねえ」と。
森信三先生は、さすがですねえ。
「性欲の萎えた人間は、偉大な仕事は、できない」とおっしゃっているのです。
ここで「人間は」という言葉を使っているところに、注目してください。
「男は」と言ってはいないのです。当然「女性も含めて、すべての人間は」という意味です。
そうして最後の戒めの言葉。
「また、みだりに性欲を漏らすよう者にも、大きな仕事はできない。」
御年、77歳と11か月の今の私の、改めての自戒といたします。
ありがとうございます。
令和2年12月2日