第355号 全く別な視点からの「ご法務」を開始します。

今まで「ご法務」と称して、たくさんの仲間と様々な場所に「ご法務グッズ」を埋設してまいりました。

それは、例えば日本全土からみたら、さらに、地球的規模でみたら、取るにも足りない小さな行動であったのかもしれません。

それでも、「ご法務を始めたら、楽しくって、すっかりはまってしまいました。また、ご法務グッズを送ってください」という方々が確実に増えています。確実に増えてはいますが、その数は、日本全国のケガレチの数に比べたら、それこそ、芥子粒にも満たないちっぽけな存在であり行動でした。

それぞれの地元の神社仏閣や慰霊塔や忠霊塔に集っていた不成仏霊様たちを全員成仏させてあげたり、全国各地の古墳に封じられていた縄文の長(おさ)と、その長と共に殺されて埋められた出雲族の不成仏霊様たちを、封印を解いて全員をお送りしてまいりました。

少し規模の大きなところでは、阿蘇外輪山に敷き詰められたソーラーパネルの為に辺り一帯が「マイナス1千億馬力」になってしまっているという情報を元に、その場所を一気に「プラス10億馬力」のイヤシロチに変えてくれた佐賀県の坂本庸貴さんや、富士五湖全てに龍神様を復活させてくれた山梨県の伊藤俊彦さんの実績がありますが、これらもまた、地球的規模からみれば「それがどうした」と言われるほどに微力な行動かも知れません。

それでもいいじゃないですか。

ゼロではないのですから。

 

たまたま、昨日の「伊勢白山道ブログ」に、最近の私の気持ちにピッタリの記事が載っていました。

「バタフライ効果」というのだそうですが、私は初めて知る言葉でした。

ブラジルでの1匹の蝶の羽ばたきが、いつか、テキサスで竜巻を引き起こす可能性がある、という意味だそうです。

初発のわずかの変化を与えることが起これば(出来れば)、そのわず

かな変化が、全くなかった場合と比較すると、その後の状態が、時間経過とともに大きく異なってしまうこともある現象をさす言葉なのだそうです。

 

 実は私はこの2週間ほど前に、全く新しいご法務の方法を思いつき、その準備をしていたのです。

 と言いましても始めから「これ」をご法務として捉えていたのではありません。

 事の起こりは、今年の3月11日に宇都宮市で若い獣医師さんご夫妻とお会いし、10数年ぶりに「畜舎の悪臭対策とハエ対策」に再挑戦しようと思い立ち、その準備をしている過程で、実に13年間も作業小屋の奥の隅に眠らせていた、ある微生物活性液と大量の糖蜜の存在を思いだしたのです。

 これは「3・11」の大津波で壊滅的被害を被った被災地現場に何回も足を運び、猛烈な悪臭を体感してきて、この悪臭をウソのように完璧に無臭状態にしてしまった消臭液があったのですが、それの「使用できなくなってしまった」残りの微生物活性液たちなのです。

 

 大災害から時間が経過して、暖かくなって悪臭に苦しめられてきた被災地に、私は当時親しくしていた地元の一つの市と一つの町の首長さんに掛け合って、それぞれ姉妹提携している市と町に「我々の消臭技術を派遣しませんか」と持ち掛けて、予算を出してもらって実施した時に作った活性液なのです。

 詳しく書けば長くなりますので短めに書きますが、何回かの作業の様子と結果を見たある市の担当課長さんが、わが社に全面的に依頼すると約束して下さったのです。

「今までに様々なボランティアグループが消臭に来てくれました。その時は確かに悪臭は消えましたが、翌日には元に戻っていました。でも、文句ひとつ言えませんでした。相手は無償でやってくれたボランティアさんでしたから。お宅さんの作業だけは、一ヶ月近くたっても悪臭が戻りません。知り合いのホテルの女将さんも、自分の所の池だけが全くにおわなくなったと不思議がっていました。今後はお宅さんに全面的にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。」

意気揚々と帰ってきて、その市の全ての悪臭箇所を無臭化できるほどの量の消臭液を作り上げて、20リットルタンクと10リットルタンクに詰め替えて、希釈水は地元からいただく事にして、いつでも出発できる体制を整えて待っていたところに、その課長さんかららのお電話です。

「大手ゼネコンが、全てをやることになってしまい、私の意見などは吹っ飛んでしまいました。」

 

こうした事情から、その後13年間もの間、陽の当たらない小屋の隅っこで眠っていたというわけです。

20数個のタンクを全て外に出して、太陽の光を浴びてもらって、こびりついたほこりのよごれを水洗いしながら、一つ一つのタンクに語り掛けました。

「いやあ、13年間も待たせちゃってごめんね。いよいよあなた達の出番が来ましたよ。頼りにしてまっせ」と。

そして、これも役立たずになってしまっていた数個の100リットルタンクを引っ張り出して,この中に入れて、すっかり腹ペコになっている微生物さんたちに、たっぷりと良質の食べ物(出番を待っていた大量の糖蜜や新たに手に入った沖縄産の黒糖)を差し上げています。

 

この作業中に、ひらめいたのです。

「そうだ。全国各地の湖やダム湖や池や、ヘドロだらけの漁港や田舎の用水路などにも、これを活用してもらおう。10リットルもあれば、その1万倍から10万倍の汚水を生きた水に変換できるような、そんなパワフルな原液に育てて、今までのご法務形式で仲間にお願いしよう」と。

 

会社のスタッフに調べてもらいましたら、10リットル入りの袋と段ボール箱一式(送るため必要条件)が、1000円ちょっとだと言います。

送料は、地方によってまちまちですが、1500円もいただければ、赤字にはならないのだと。

その実費2500円に、製造手数料として2500円を頂戴して、

合計10ℓ 5000円でご法務用として、希望されるご自分の近くの水質汚染箇所に投入していただこうと思い立ったのです。

ご法務グッズの代金に、ご自分の「お志」をプラスして下さった方が今までに何人かおられましたが、今回もそういう「お志」は大歓迎です。

10リットルタンクにはコックがついていますので、場所によっては適当な場所を作って、チョロチョロと少しずつ出したり、点滴くらいで出し続けることも可能です。

10リットルはそのまま汚水現場に投入してもいいのですが、もう一つのやり方がありますのでご参考までにお知らせいたします。 

10リットル入りのポリ容器を準備して台所の片隅に置きます。

そして、台所から出る米のとぎ汁(1回目)や、みそ汁の残り汁、煮物の残り汁などを10リットルの空容器に入れて、その都度10ccほど(ペットボトルのキャップで1杯くらい)の原液を入れて密封します。

これを毎日繰り返し、満杯になったら、しっかりとキャップを閉めて、そのまま置いておいて、2個目の空きボトルを活用します。

2個目の容器が満杯になった時に、1個目の容器の10リットルの液を汚水場所に全部投入して、よく洗って3回目に備えます。

この投入する時に、自家製の浄化液は、見た目は「汚水」のように見えますので、誰かに見られれば非難されますので、コッソリと実施しましょう。

今迄何回も書いて参りましたし、これまでのご法務した方々も実践していることで、私の生徒指導選任教諭時代の口癖、

「悪いいことをするなら堂々とやれ。良いことをするなら、コッソリとやれ。」

を、お送りしたいと思います。

 

このやり方だと、5000円のご法務代金が、とんでもない広範囲の水質浄化につながります。

ひょっとして「バタフライ効果」を生み出すかも知れませんよ。

 

なお、私のこれからの作業として、13年間眠っていた微生物さんとそのエサを元として、元気いっぱいの「基礎活性液」を作り上げ、それを元に、これもまた、ここ数年出番のなかった20個ほどの1トンタンクの一つを活用して、とりあえず、ご法務用として1トンを製造します。

ご法務用10リットルで、1万倍から100万倍もの効果が上がるまでにパワーアップします。

今迄の多種多様な微生物群(「JOMON菌群という名称で、県レベルの行政の仕事で通用している名称です)にプラスして、今は13年前には夢にも思わなかった「宇宙エネルギー戴パワー」のお助けがありますから、心強いです。

 

そして、これをきっかけとして、今までこれも長いことも眠らせていた「木村将人のオンリーワン技術」の数々を、一つずつ「仕事」=「商売」にして行きたいと張り切っています。

 

ありがとうございます。

 

  令和6年(2024年)3月28日