第367号「一坪って、どのくらいの広さなんですか?」

 前号(366号)に、『土地建物用』の商品販売を中止し、『居住範囲・イヤシロチ化リフォーム工事』として全国どこへでも出張し、その費用は「坪単位、1万5千円です」と、高らかに宣言を致しました。

 

 すると、昨日青森市内から1時間ほどかけて来社して下さった40代くらいの女性が、

「メルマガを読んで、一戸建ての家をイヤシロチにする工事お願いしたいと思って来たのですが、一坪ってどのくらいの広さなんですか?」

 というのです。

 

 私は一瞬、その問いかけの意味が理解できませんでした。

 そして、次の瞬間、またしてもやらかしてしまった私の思い込みの愚かさを理解したのでした。

 昭和17年生まれの人間にとっては、家や土地の広さを言い表す単位は「坪単位」であり、一反歩とか1町歩とかの、いわゆる尺貫法が染みついていますので、何の疑いもなく「坪あたり1万5千円ですよ」と言えば、どなたにもストレートに通じるものとばっかり思っていたのでした。

 

 そこで慌てて説明しました。

 「たて×よこで、平方メートルが出ます。その数字を3.3で割れば、坪数が出るのです。」と。

そして、具体的な数字を上げて説明したのです。

 

 「家の正面の幅が10メートルあって、奥行きが20メートルあるとすると、10×20で

200平方メートルになります。それを、3,3で割ると60.6になります。この数字が坪数です。60.6に1万5000円を掛ければ909000円になります。これが工事費です。」

 

 その次に、庭や畑や2階部分は計算に入れないということをくどいほど丁寧に説明したのでした。

 

 ご自分の居住範囲をざっくりと図って計算して、それに1万5千円を掛けるという計算方法をメルマガの読者の方にもお伝えしなければならないだろうなあと思って、慌てて書いています。

 

 昨日のお客様は納得して下さって「ぜひお願いします」と言って、夏祭り(ねぷたまつり)が終わった8月9日を指定して帰られました。

 

 すると今日もまた、弘前市内の方からお電話があり、「ネットで見たので、今から行ってもいいですか」とのことでお迎えしました。

 電磁波被曝の為に身体の調子が悪くなっていると確信しているみたいで、「坪単位1万5千円」の説明をしましたら「息子にメールして、おじいちゃんにうちの坪数を聞いてもらいます」と言って、目の前でスマホに向かったのでした。

 ほどなくして、息子さんから返信が来て、坪数が分かったのですが、かなり広い坪数でした。

 「屋敷全体でなく、居住範囲だけですよ。2階は省くんですよ」

としつこく言いましたら、

帰ってから自分で測ってみます」

と言って帰られました。

 

 メルマガの読者の方々に重ねての情報提供です。

 例えば、大阪市内でワンルームマンションにお住まいの方からのご注文ですと、ワンルームマンションの広さは大体25㎡ですので、坪数に直すと、約7.5坪になります。

 これに、1万5千円を掛けると、11万②千5百円になります。

 

 この金額では、青森から2~3人で出張するとなると大赤字になります。

 そのために「同一範囲内」に3件以上のご注文をいただいた時に出張します。」ということにしたのです。

 そして「同一範囲」というのは、例えば「関西圏」「関東圏」「九州南部」というように県をまたいでも、飛行機や新幹線や公共交通網とレンタカーを駆使すれば、日本全国どこへでも一泊二日か二泊三日で十分に出張可能ですよと、前号に書いたのです。

 

 高圧電線や携帯電話の電波塔、そして。電気料とガス料金のスマートメーター、更には総務省が推進する「スマートシティ構想」で、21万個もの「5G基地」と称する強烈な電磁波発生装置が全国津々浦々の電柱に設置されて、日本列島が分厚い電磁波のシートで覆われてしまっているような現実を知るに及んで、居ても立ってもいられなくなって、全国どこへでも私自身が出かけるぞという気持ちになったのです。

 まさに、『だって、知ってしまったんだもの。』なのです。

 

 ここで身体の事や年齢の事を理由にして尻込みをしようものなら、やがてあの世で「最愛で最恐」の亡き家内に会った時に「あんたって、大した男ではなかったのね」と言われかねないので、それだけは何としても避けなければならないと決意した次第です。

 

 ところで。

 今年も「縄文栽培メロン」のご案内が出きる季節となりました。

 去年は記録的な猛暑で「これは売り物にはできません」という、超良心的な生産者の意向でご案内できませんでしたが、今年は大丈夫だそうです。

 

 ただ、譲っていただける数に限りがありますので、無くなった時点で締め切りとさせていただきます。

 

 ありがとうございます。

 

  2024年7月28日