前号で、企業経営者の大先輩から、「縄文式波動問診法」で教えてくれる新商品の価格は、「その価格で売りなさい」という意味ではなく「この価格より高くしてはいけませんよ」という宇宙の意志のお考えなのではないですか、と諭されて、目から大きなウロコが落ちて、即刻、「新春特別大売り出し」と銘打って、新商品の『縄文イヤシロチマット』(税込み、88000円)を半額で売り出しました。
ついでに、コロナ禍(いやな言葉ですねえ)で、財布のひもがさらにきびしくしまっているであろうからと、他の7商品も一緒に半額セールに付け加えました。
すると、まるで「待ってました!」と言われているかのように、ご注文が連日続いています。
ああ、よかったなあと、心底思ったことでした。
ところがその真っ最中に、小池のおばちゃんが、またしてもやらかしましたね。
ますます、経済の流れが滞り、人々の「不安感」が増してゆきます。
そこで、少しでも「安心感」を胸に持つ人が増えますようにとの思いで、「新春特別大売り出し 第2弾」と銘打って、さらに8種類の「縄文イヤシロチグッズ」を半額セールすることにいたしました。
第1弾では、すでにお使いになられている方が、この機会にと、離れて暮らしているごきょうだいや、ご恩になっている方へと、ご注文をいただいています。
今回対象の商品は、次の9種類です。
ところで、私はここ一か月の間に「またまた、わかったこと」がありまして、特別な製品を3種類作って、例によって、それが必要な場所へ、ごく少数の仲間たちとともに、ひそかに「設置」してきました。今も継続中です。
今までも、全国規模で500か所以上に設置して歩きましたが、今回のものは、今までと全く性質が違うものです。
言ってみれば、「地域の問題、日本の問題」から「地球の問題、宇宙的規模の問題」とでも言いましょうか。
問題に気が付いたとき、まず第一に、なぜ今この時期に、この問題を知ることになったのかを考えます。そして、「この問題解決に、私が何らかの、やるべきことがありますか」と「縄文式波動問診法」で問い合わせます。
「ある」という答えを得ると、その方法が「浮かんでくる」まで待ちます。
浮かんできた事柄を、即座に具体化します。そして、即、行動に移ります。
お金も時間もかかりますが、すべて「手弁当」です。
仲間たちももちろん、自分の時間と自分のお金を使って「ご法務」してくれます。
そのための「製品」を作っている最中に、よく、思い出される場面があります。
私の家内は生前、よく、近所のお年寄りたちの面倒を見ていました。
時には、何もそこまでやらなくっても、と思われることまでも親身になって、極寒の中を出かけていました。
ある時、思わず「何も、こんな時に、そこまでやらなくってもいいんじゃないのか」と声をかけたときに、さっと返ってきた言葉が、
「だって、知ってしまったんだもの。」
家内が亡くなった時、火葬場に見慣れないご老人がたくさん来ておられました。
私は、儀礼的に頭を下げていただけでしたが、東京から駆け付けてきた家内の兄の存在を知ったその方々が、「お兄さんですか。私は紀子さんから救われました」「私は、紀子さんから助けられました」と口々に言っては深々と頭を下げられるのです。
普通は「紀子さんに、お世話になりました」というところを「助けられた」「救われた」という直截な言葉を耳にして、その時私ははじめて、我が妻の、私のあずかり知らないところでの、地元の人たちとの濃密なかかわり方を知ったのでした。
「だって、知ってしまったんだもの。」
その後、私は何度、この言葉に突き動かされてきたことか。
知ってしまったからには、見て見ぬふりはできない!
東京浅草の、代々続くの職人の親父さんの次女として生まれた家内の胸の内には、「お互い様」という江戸時代の伝統、そして、それはさかのぼれば「縄文の人々の当然の生き方」が、脈々と流れていたのだなあと、最近になって特に強く感じさせられているのです。
そういうわけですので、相手が日本的規模であろうが、地球的規模であろうが、宇宙的規模であろうが、「知ってしまったんだもの」、自分の出来うる範囲で最善を尽くすしかないよなあ、と思っているのです。
だって、そうしなければ、やがて久しぶりに会うことになった時に「あんたって、大した男じゃなかったのねえ」と言われかねませんから。
そればっかりは、避けたい!
この思いが、私を突き動かしている最大のエネルギー源なのかもしれないなあ。
ありがとうございます。
2021年1月10日