第67号 空海が伝えた「業捨」の技と・・・

毎年の事ではあるが、私の年末年始の過ごし方は、高浜虚子の名句にある「去年(こぞ)今年貫く棒のごときもの」という心境で送ってきていまして、今回もまた、その心境で、多くの読書に充てたのでした。
10冊以上の本を読んだのですが、再読した本、数回目の本に交じって初めて読んだ本も何冊かありました。
その中に、とっても痛快な本があり、同じ作者の別な本も求めて、この二冊は二回繰り返して読みました。保江(やすえ)邦夫さんという方の本です。
一冊目は

『祈りが守る國 アラヒトガミの霊力を再び』 明窓出版

二冊目は

『人生がまるっと上手くいく 英雄の法則』 明窓出版

という題名です。
何やら、オカルトっぽい題名ですが、この方の肩書が、「ノートルダム清心女子大学名誉教授・理論物理学者」というのですから、驚きでした。しかも、かの有名なノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士の最後のお弟子さんだというのです。
この理論物理学者の本の内容が、すこぶる面白いのです。UFOがでてくる、宇宙人が出てくる、縄文人、レムリア大陸、金星人などと言った、私の興味関心をそそる内容がてんこ盛りで、しかも、「実体験」を元にしての記述ですので、肩書を知らずに読めば、まさにまゆつばと思われる内容の連続なのです。

この保江教授の二冊目の本に、1200年前に空海が唐から真言密教と共に持ち帰り、今は高野山では影も形も無くなっている「業捨(ごうしゃ)」という技術の事が書かれていまして、私はこの事に特に目を引かれたのでした。
近年なって、広島の元船大工さんの所に空海さんが夢枕に立って、この「業捨」の技術を授けられたというのです。
その効能たるや、現代医学がさじを投げたような難病をこともなげに直してしまうというのです。この理論物理学者の保江教授に「業捨」を紹介したのが、東大医学部の教授であるというのがまた、びっくりです。
肩書をあてにしないように生きて来た私ですが、この場合は、信ぴょう性の基準になったのは確かでした。この東大医学部の教授連が、定期的にこの施術を受けていたというのも、面白いなあと思ったことでした。
その教授たちの中のお一人が、保江教授に「業捨」を紹介した東大医学部救急科学の矢作(やはぎ)直樹教授であると、実名が書かれてある事もまた、信ぴょう性を増してくれました。

この矢作教授が「業捨」を知った経緯というのがまた、面白いのです。
ある時、矢作教授は冬山登山の途中で滑落し、両方の肩の骨を複雑骨折し、治療をしてリハビリに励んでも、手の細かい動きが出来なくなってしまったというのです。外科医としては致命的です。
こんな絶望的な気持ちになっている時に、「業捨」の先生の所に連れて行かれたというのです。
この時の矢作先生の肩は、骨の破片が筋肉と筋肉の間に挟まってしまい、手術も難しい状態で、神経も滞って正常に動かない状態であったと言います。こういう状態で「業捨」の施術を受けた時の矢作先生の感想に、私は眼を見張らされたのです。

「筋肉組織と破片、その他神経や血液、リンパなどが、むくむくと自分たちで動き、元の状態に戻っていくのがわかった」

と書かれていたのです。
あれっ、と思いました。似たような表現があったなあと。

「私の五臓六腑が、それぞれ、元の位置に戻って行ったような感じ」

と書いてくれた、浅草三人娘の三女のよう子さんの感想文の一部です。
その時に突拍子もないことがひらめいたのです。ひょっとして、1200年前に空海さんが唐から伝えられたという、この「業捨」という技術と、私が宇宙の意志から授かった「縄文・腹巻方式」は、同じ働きじゃないのか?と。
瞬間的に「縄文式波動問診法」で確かめてみました。中指は、がっちりと動きません。薬指も微動だにしません。小指は、かすかに開きますが、閉じるのです。この開き具合は「80%OK」というレベルです。
そうか、「縄文・腹巻方式」は「業捨」の技術と80%は同じ効能があるのかと、一人ニンマリしたのでした。ためしに、私に授かったほかの数々の縄文イヤシロチグッズも調べてみました。ことごとく、かすりもしないで開くのです。
小指が辛うじて閉じるのは「縄文・腹巻方式」だけでした。

そんなところに昨日、あるお客様からメールが届きました。
主人が食べ過ぎて吐き気をもようしていた時、「丹田腰護」を思い出して、これを横になった主人の丹田に当てた所、すぐにスッキリして動けるようになりました。
主人曰く「五臓六腑が、所定の位置に戻った感じ」だそうです。年始のメルマガに書いてあった通りの感覚だそうです!いやはや、という感じです。
どうしましょう!?今のところ、この信じられないような情報は、私のメルマガとわが社のホームージのトピックス欄でしか発信されていませんが、今月27日の東京浅草での勉強会では、もちろんご紹介するつもりです。

ついでながら、私がこの年末年始に読んだ他の本を紹介したいと思います。
とにかく面白い本ばかりですから、興味関心のある方はぜひお読みください。

『大転換期の後の 皇(オウ)の世界 再び、縄文時代がやってくる!!』 小山内洋子著 しあわせ村刊
『カタカムナの時代が到来しました』 吉野信子著 徳間書店
『ユダヤ人 大富豪の教え』 本田 健著 大和書房
『宇宙を超える 地球人の使命と可能性』 木内鶴彦著 KKロングセラーズ
『波動の人間学』 江本 勝著 ビジネス社
『水は語る』 江本 勝著 成星出版
『生き方は星空が教えてくれる』 サンマーク出版
『ぜんぶ実験で確かめた 宇宙にたった1つの神様の仕組み』 飯島秀行著 ヒカルランド

この他にも、再読三読の本多数。
ありがとうございます。

木村 将人