第182号 保江邦夫著『量子医学の誕生』から

 

 先の「津軽施術ツアー」に参加されたMHさんが、一冊の本を持参して来てくれました。

 Mさんは、先月、築地の居酒屋を舞台に勉強会を主宰してくれた方で、その場で話題の一つになった「QPA」という電子機器の事が書かれている本です。

 

 前半は保江さんの医学論文なので、読んでもどうせわからないと思ってパスして、後半の保江さんと「QPA」を駆使して患者さんの治療に成功している小林さんというお医者さんの対談を読みました。

一度目で、幾つかのヒントを与えられ、2度めの読書で、全く新しい技術がひらめき、それを応用した「製品」もできたのです。

 

QPA」は、ほとんどすべての病気を治癒する働きを持つ夢のような危機だというのですが、お二人とも、最初は全く無視していたといいます。

 それが、これまたお二人ともにがんに侵されたことがきっかけとなって、「QPA」を使用することとなり、そのすごさ、素晴らしさに開眼したというのです。

 

 私は、いつもの伝で「へえ、すっげえ物が世に出たもんだなあ。ところで、これに匹敵するような技術や製品が私にもできないかなあ」と「縄文式波動問診法」でお聞きしましたら「出来る」と出ましたので、何日か心の隅っこに置いていました。

 すると間もなく「その方法」が「授けられ」ましたので、たまたまご縁のあった、難病といわれる部類の病気持ちの、お二人の女性に試してみました。

 

 今まで自然に身についている「イネイト活性療法」と「イネイト健康法」も取り入れての施術です。

 1回の施術で、二人ともに、「縄文式波動問診法」での確認による判断ですが、「効果あり」と出たのでした。

 特に二人目の女性は、腸内細菌のレベルが「40」であったのが、地元の勉強会に出席している間に「5000」まで延び、懇親会に移ってからの、本格的な施術の結果、なんと「15000」までも伸びたのです。

 

 これは、自己免疫力、自己治癒力が「40」から「15000」に伸びたというのと同じことなんだと、我々の仲間では認識しています。

 中でも腎臓の働きが左右とも「30%」しかなかったのが、施術後はともに「90%」に伸びていました。

 

 施術といっても、特別な事をするのではなく「木村仁式イネイト健康法」と同じく、相手の脳に直接語り掛けて、相手の脳が自己治癒力のスイッチを入れるのを手助けするだけなので、そこまでは、問診することもなく私の頭の中だけで調べたり、いろんな次元に飛ばしたり・・・という作業ですので、私は一言も発しないのです。

 その方法・技術に名付けた名称が「沈黙の施術士」

 

 変わり者ばっかりの仲間たちからは「かっこいい!」と大向こうからやんやの喝さい、というところでした。

 

 「沈黙の施術」が終わりますと、施術前施術後の数値の違いを、ご本人の指を使っての「縄文式波動問診法」に移ります。

 本人が、自分の指で判断するのですから、納得するしかないようです。

 

 次に考えたのが、

「私自身が施術しての効果は確認できたが、いつも、いつも私自身が施術したり出かけたりしなければならないというのは、現実的でないなあ。この施術に代わり得る”製品“があれば、便利だなあ」

ということでした。

 

 これまた、幾つかの偶然(必然!)が重なって、あっという間に完成しました。

 早速、商品化してもいいかとお伺いを立てましたら、あっさりと「YES」と出ました。

 しかしながら、病気が治るとか、ましてや、難病が治るなどと喧伝しては、たちまち御用になります。

御用にならないまでも、相手にされません。

 そこは、持ち前の悪知恵を働かせて、既成の商品に封入することを考えました。その商品とは『お守り袋・信愛勇』です。

 これに新たに授かった技術をチップ化して一体化したのです。

 商品名は『お守り袋・信愛勇・S(スペシャル)としました。

 価格は据え置きにしようとしてお聞きしましたら「NO」と出ました。

 加算分の価格をお聞きしましたら「9000円プラス」と出ましたので、従来の『お守り袋・信愛勇』26800円に9000円を加算して、35800円にいたしました。

 実は、「お三人のお偉いさん」のお力を活用させていただいたのですが、そのお一人に3000円だけお支払いしなさい、ということなのかもしれません。

 なんとも安あがりなお布施で申しわけないのですが、これでいい、というのですから、私は素直に従った次第です。

 

 なお、この本で私が強烈に響いたのは「血液は液体状の臓器である」とのお二人の卓見でした。

 かつて、豊岡憲治先生が「脳も臓器である。だから、心臓や肝臓を治すように漢方で治せるのだ」と喝破して、何人もの患者さんを救ってきた事実を思い出しました。

 また、「生の地を直接輸血したら、植物人間となっていた少年が蘇生したのは、血液という臓器の臓器移植が成功したのだ」というくだりを読んだとき、24歳で初めて教壇に立った時のある光景が、鮮明に思い出されたのです。

 実に54年も前の出来事です。

 ある日、学校長から「A型の先生はいませんか。緊急の要請が病院から来ているのです」との発言があり、私は真っ先に「ハイッ」と大声を上げて、病院に向かったのでした。

 中学三年生だという女子生徒がベットに横たわり、その横に私は寝かせられました。そして、ものすごく太い注射器で私の腕からなみなみと血を吸い取り、そのまま横に寝ている女生徒に輸血したのでした。

 見ていると、見る見るうちに蒼白であった唇が見事にピンク色に変わって行ったのです。

「おお、俺の血液が、この子の命を救った!」

と感動したことがあったのでしたが、なんと半世紀も前の出来事が昨日のようによみがえってきたのでした。

 

 「QPA」という電子機器は、その臓器である血液を短期間で元の状態に戻す働きがあるというのです。

 そういう働きを、私に今まで授かってきた様々な技術に何かがプラスされれば、「QPA」の働きに匹敵する効果が得られるんではないか、といういつもながらの突拍子もない能天気な発想から、どうやら、それもまた「授けられた」ようなのです。

 そして、そのような効果を生むかもしれない「製品」も出来上がり「商品化」したというわけです。

 

 先の「縄文式勾玉 愛」や『縄文イヤシロチマット』が誕生した時と全く同じパターンです。

 最もこれら二つだけでなく、今あるすべての「縄文イヤシロチグッズ」はみな、こういうパターンで誕生してきたのですから、我々の仲間にとっては「またですか?」と、普通に受け入れられるかもしれません。

 

 レプタリアンやナーガ族によって洗脳させられてしまっている西洋文明の範疇から、1ミリもはみ出せないでいる「常識人」や「科学者」、なかんずく「医者」たちは、一顧だにしないでしょうけれど・・・・。

 

 私はますます、「私はただの呑兵衛でスケベなオヤジですよ」とトーンを上げて、全国を闊歩して、楽しみたいと思っています。

 

 ありがとうございます。

 

  2021年3月14