第177号 「心の母」の、その後

 

 2月21日の浅草勉強会に、以前に書いた「心の母」の”主人公“が、多忙な中、その後の様子をお話ししてくださいました。

 この方はアパートも経営されている方で、「心の母」はその4階の部屋にお住まいであったといいます。

 癌になり、入院し寝たきりになったので、医療関係にお勤めの息子さんは、そのお部屋の家財道具をあらかた処分してしまっていたのだそうです。

 ところが、以前に書いたように「奇跡的」に回復し、なんと、発表してくれた前日に退院して、エレベーターのない4階の自分の部屋まで一人で階段を昇って行ったのだそうです。

 

 発病してから今日までの経緯を、淡々と静かに発表してくださり「仕事がありますので、これで失礼します」と帰られました。

 わざわざ、このことを参加者の皆さんに発表してくれるためだけに会場に駆けつけてくれたのでした。

 その説明をお聞きして、改めて、「縄文式勾玉 愛」と『縄文イヤシロチマット』の威力、ありがたさを実感させていただきました。

 

 今回は19日から21日までの45日の長逗留でしたが、いくつもの特筆したいことが起きました。

 過日の大きな地震で東北新幹線が不通になったことと、帰りの青森空港大吹雪のために、当初の予定が二転三転したための僥倖でした。

 まずは、50数年ぶりに「新宿末広亭」に入り、生の落語を堪能できたこと。そして、その足で、新宿西口の「しょんべん横丁」に向かい、ぶらぶら狭い通路を歩きながら、青春時代の血潮がよみがえってきたこと。

 歩く態度から、目配りから、酒場の親父さんへの注文の口調まで、普段とはがらりと変わって、二十歳前後の無頼漢ぶりが再現されたのには、我ながらびっくりもし、うれしくもありました。

 

 末広亭に向かう地下鉄を乗り換えるホームの途中で「神田明神」という大きな案内の文字が目に飛び込んできて、「しょんべん横丁」からの帰りに、行ってみたのです。

 平将門由来の、成田山新勝寺や皇居近くの首塚には何度も顔を出していたのに、神田明神だけはなぜか今まで行けなかったのでした。

 薄暗くなっていたので、持参した「ドラちゃん ありがとう」を埋設するのには苦労はしませんでした。

 設置後に、何気に、前後の波動を調べてみましたら、なんと、設置前は「マイナス」でした。設置後はプラス10億馬力に跳ね上がっていました。

 一体おられた龍神様のパワーも100万馬力から1兆馬力に跳ね上がっていました。

 

 帰る日の羽田では、いきなり3時間待ちという状況になったので、それではと京急線の路線地図を眺めているうちに、横浜の山下公園が気になり、そこへ直行しました。

 山下公園には『N-125]を、高台の隅っこに埋めました。

 辺り一面プラス10億馬力になりましたが、設置前の馬力数を調べましたら、プラスマイナスゼロの状態でした。

 

 23日の早朝、高木書房の斎藤信二社長さんのマンションの9階に、一人、連泊していたのですが真っ青に晴れ上がった空の視界の真正面に、おびただしい数の「龍雲」が現れました。数えてみたら、13体もおられました。

 わずか、10分前後のことで、消えた後には快晴の青色一色になっていました。

 

 そして、乗り込んだ飛行機は、青森空港猛吹雪で、着陸を失敗し急上昇。

 ふと思いついて、あちこちの龍神様たちに応援を頼んだら、そのためかどうかは定かではありませんが、2度目は無事に着陸できたのでした。

 飛行場から自宅までの一時間弱の道路は、時折「ホワイトアウト」状態になり、全く視界が効かない場所も何か所かあり、上空はもっと風雪が強かっただろうになあ、よくもまあ着陸できたもんだと、改めて「関係者の皆様方」に心から感謝したことでした。

 

 ところで、今朝ふと思い浮かんだこと。

 東京浅草会場の時には、関東圏内をはじめ福岡や宮崎からの参加者があり、大阪でやった時にも、四国各県や佐賀県や広島県、三重県、滋賀県など、結構遠くからの参加者がおられたのだから、地元でやるということを広く周知したら、結構遠くからでも参加希望者があるのではないかなあ、との思いが込み上げてきたのです。

 勉強会の内容は、浅草も大坂もその他九州でも地元でもほぼ同じなのですから、試しに募集してみようかなあと、軽く考えた次第です。

 

 3月の地元での勉強会は13日の土曜日。午後2時からです。

懇親会はわが社の事務所で、大いに盛り上がります。

 

 参加費用は、全国均一3000円。懇親会費は3000円で、東京よりも1000円安くしています。

 

 物は試し。

 参加者があったならば、最寄りの駅(弘前駅・新青森駅・青森空港)へのお出迎えや宿の手配などは、その時に考えることにします。

 

 パッと浮かんだら、パッ行動に移す。

 失敗したら、その時に、それを次回に生かせばいい。

 

 さて、参加希望してくる物好きは、いるかなあ。

 

 

  ありがとうございます。

 

   2021225